環境問題への取組
Initiatives for environmental issues
ホウスイは脱炭素・脱フロンの取り組みを進め、 地球環境にやさしい企業を目指します

地球温暖化
Global warming
今この地球は100年前の気温と比較して、平均すれば0.5度しか上がっていませんが、夏は猛暑・酷暑、冬は暖冬が続き夏の豪雨などの異常気象も多発するようになりました。
気温が1℃上昇すると、今いる地点から南へ100㎞移動したと同じ事になるそうです。更に、今後100年で最大6.4度気温上昇が予測されており、現在も南極・北極の氷が融解しており、南極の氷の10分の1が融解するだけで海面が7メートル上昇します。
そのような温暖化防止の一環として、当社では省エネ設備導入など環境省の「デコ活」推進のため「デコ活宣言」を行い、脱炭素につながる豊かな暮らしを創る国民運動に協賛し、2つの取り組みを更に推進してまいります。
~脱炭素~
1,再生可能エネルギーを導入
再生可能エネルギーを自社活用するため、従前より厚木第二物流センターに太陽光発電システムを設置しております。更に再生可能エネルギー電力の利用を高めるべく、各冷蔵倉庫の屋上に太陽光発電システムを設置して、火力発電所による化石燃料電力の削減を図ってまいります。
また厚木物流センターでは、2024年より東京電力エナジーパートナー株式会社が調達する、太陽光・風力等の再生可能エネルギー電力を購入して、FIT(固定価格買い取り制度:非化石証書の適用)の導入を始めました。
地球温暖化の要因にもなる、化石燃料電力からの脱却を進めて再生可能エネルギー電力の利用により政府が目指す2050年のカーボンニュートラル目標に歩みを進めていきます。
2,排出ガスの抑制
地球温暖化を防止するために、世界では協議を重ね、1997年京都議定書が採択され、温暖化ガスの排出抑制へと進んでいます。
排出ガス抑制の取り組みとして、2000年初期から高効率の冷凍機に更新することで10%程度の電力量(Kwh)を削減してまいりました。更に自然冷媒の冷凍設備の導入を推進することで、20%程度の電力量削減を実現しています。
またエネルギー使用量の合理化に関する法律に基づき毎年経済産業省・農林水産省に報告書を提出し、全事業所を対象とした目標として、エネルギー消費原単位1%削減の目標を掲げ、2023年度は電力使用量の3%削減を達成しました。
今後全事業所を対象とした目標として、毎年1%以上の電力使用量削減を続け、様々な取り組みを行っていきます。

厚木物流センター太陽光発電

全事業所 年度別電気使用量
地球オゾン層破壊
Earth ozone depletion
地球の成層圏内にあるオゾン層は、太陽光からの有害な紫外線を吸収する重要な役割があり、人の健康や生態系を守っています。 このオゾン層を破壊する物質に一部のフロンがあり、モントリオール議定書により、規制が始まりました。
~脱フロン~
地球の成層圏内にあるオゾン層は、太陽光からの有害な紫外線を吸収する重要な役割があり、人の健康や生態系を守っています。
このオゾン層を破壊する物質の一部にフロンがあり、モントリオール議定書により、規制が始まりました。
当社では脱フロンとして、以下の取り組みを行っています。
《 100%自然冷媒冷凍設備の導入 》
当社では、オゾン層を破壊するフロン(フロン22)からの脱却を進めており、下記の通り冷凍設備のリニューアルを実施するとともに新設冷蔵庫には自然冷媒冷凍設備を導入しております。
既存冷蔵庫 : 豊海第二冷蔵庫、豊海第三冷蔵庫、厚木物流センター(新棟)
新設冷蔵庫 : 船橋第二冷蔵庫(2008年)、厚木第2物流センター(2010年)、
市川物流センター(2014年)、豊洲冷蔵庫(2016年)、川島物流センター(2019年)
今後100%自然冷媒冷凍設備導入を目指し、環境被害のない地球に優しい冷蔵庫を目指してまいります。

パスカルエア超低温冷凍機
パスカルエア…自然冷媒冷凍システム